まだ息があったか!

しがない漫画家があんまり外に出れないなりに1日にあったことや思ったことの日記をつけていく。

興味

年々加速しているので危機感を感じている気持ちなのだが他人への興味が薄れている。

 

興味というのは心をくすぐられるものだという認識なのでそれが無いということになる。

ここで指す「他人」とは同業者のことを指し、友人や身の回りの顔見知りではないことは前置きしておく。

 

昔はもう今の漫画家という職に関することなら何でも興味があった。

新刊が出れば買い、教本を読んだり実行したりそういったレクチャーサイトを見たり、先人達のインタビューやテレビ番組にも必ずといっていいほど食いついていた。

 

それがどうしたことだろう。

今あんまり興味がないのだ。他の職業の人間にめちゃくちゃ興味があったり自分と感性の違う人間にはそれはまあ〜〜〜〜根掘り葉掘りしたい気持ちは変わらないのだが、こと同業者においての興味のみハゲ散らかしたおっさんの頭のような閑散とした有様になっている。

多少なりとも他人に興味を持ちながら良いところを見習いつつ生きるのが好ましいと今でも思うのだが、特に同コンテツで執筆している人たちへの興味が微塵も湧かないので困っている。なので同アプリで連載してる漫画を1つも見れていない。

厄介なのが自分でもわからない。

トップページでもうダメなのだ。受け付けない。

同じ場所で描くもの同士何か交わす言葉でもあっていいはずなのだが

本当に!1ミリも!興味がわかないのである。

読まなきゃ30秒以内に殺すぞと言われれば読むだろうなというレベルだ。

 

どうしたら多少でも興味が出るかなーと考えるのだが休みが足りないのでは?の一言に尽きる。映画は作業しながらでも見れるけど漫画はそうはいかないのだ。

漫画を読む=時間が取られる

になってきており、自分自身に対しても「あーーー自分が描いたのがつまんねー漫画だったら読んだ他人の貴重な時間を無為にしてしまうじゃん」という強迫観念が出てきている。

だから自分で読んでくれと明るく宣伝をする反面、つまらなかったら時間奪ってごめんなさい…という沈みがもうここ数年ずっと表裏一体だ。

もちろん全話頑張って描いているしここは笑うだろみたいな気合いもたくさん入れているのだが、読者からすればそんなことは知ったこっちゃないのだ。見たものが全てだから。

 

そんなことよりいい加減まともなメシを食べたいな…