まだ息があったか!

しがない漫画家があんまり外に出れないなりに1日にあったことや思ったことの日記をつけていく。

爆速すること矢の如し

年齢だけ重ねて実力や考えが熟してない

というのがめちゃめちゃ怖い。

1日は爆速なのに学はなり難いし実感も湧かないので朱熹先生のおっしゃることはその通りだなあ〜と思うしこの文章打ってる時ですら爆速なのだと思うと怖い。

 

 

先週の探偵ナイトスクープ

「時速100キロのボールに時速100キロ出して並走すれば止まって見えるのでは?」

という疑問を解決するため実験を願う投稿があった。

結果は本当に「止まって見える」に近い状態になれることが判明した。

つまるところ自分も時速100キロで漫画を描けば時速100キロの爆速で進む締め切りに並走して入稿できるのでは…?

探偵ナイトスクープに投稿して手帳がもらえるのでは…?

 

 

 

締め切りで追い詰められた人間はこういうことを考えて生きています。

(修羅場8日目)

漫画家を辞めようかという話

さきほど今描いてるとこでの継続意思面接があった。

 

面接で正直そっちの経営がどうかと思うって話も正直にしたの。

でも2年前からな〜〜〜〜〜んにも変わる気配ないからああもう本当に上の人の頭がダメでみんなそれでいいと思っちゃってるからず〜〜〜〜〜っとダメなんだ〜上が愚者〜〜〜〜と思った。

 

というのもちょっと前に現実がつらすぎて、でも本当の本当につらいことの話を自分を茶化しながら他人に話してしまう人間なのでそれをやめて話せるのはどこかと考え人生で初めて「占い」というものにすがったことがある。

もう漫画家なんて早々に辞めて、別の職種にした方が明日食べるご飯の心配したり、毎日締め切りまで必死に頭を悩ませたり、金銭の使い道で毎回財布開いてゾッとしたり、1ミリも想像できない老後にお先真っ暗さを感じたり、毎晩寝る前に自殺を考えることも無くなると思うんですが、本当にそうなのでしょうか?

twitterのTLを覗けば会社や人間関係がつらい人はたくさん居る昨今。つらくない場所なんてないのだなーと諦め顔になっている現在。

尽きない不安はあったけど結局この積もった不安は結局吐き出せず、

 

「漫画家今すぐ辞めるのと、もうちょっと頑張るのと二択で占ってください。」

 

の一言に詰めてしまった。

 

結果は「もうちょっと頑張る」の方だったのだ。

で、今何が悪いかを占ってもらったところ愚者の逆位置、

今一番自分を邪魔してる者も愚者の逆位置、

解決しなきゃいけないことも愚者の逆位置が出て

「あーーーーこれ上の人がダメですね。この人が上に居る限りずっとダメですね!」と言われた。

自分自体は全く占いというものに明るくないけれど、タロットってあれだけ枚数があるのにシャッフルしてこんなに愚者につきまとわれたのはびっくりした。そんなに私の行く手を阻むのか。

相手が変わるのを待ったり抗議するだけ無駄だったのだ…。

ただ自分にはこの劣悪環境でなんとかやっていくだけの金しかなく貯金がないので即辞めて貯金を食いつぶしながら他を当たるという道が絶たれているので本当に本当に足を引っ張られている。おのれ愚者。

仕事としての漫画は好きだが社長は嫌いだ。

早く別々のところで暮らしたい。

 

ビルを揺らす

突然だがこれを見ている人に「常用している自分の気持ちを表す言葉」を持っているだろうか。

 

自分はある。

「ビルをゆすりてえ〜」

 

ビルをゆすりたいのだ。

 

どんな気持ちの時使うの?

 会社に嫌気がさした時!

何のビル?

 もちろん会社!金払いの悪い弊社!

人を言葉でゆする時代はもういい。

ビルごとゆすって恐怖のどん底に落としてやりたいのだ。

 

地震のお株を奪うことになるが、地震は無差別だし何より突然何の断りもなく起こる。

その点自分はおそらく金の引き上げを事前に交渉に出し、それを飲んでいただけない場合は揺すりますと予告するので礼儀のなんたるかは地震より一歩リードしている。

 

最早カジュアルに揺すりたい。

フロアを沸かすDJのようにクラッピョアヘァ〜ンズとか言っちゃってもいいかもしれん。

近隣住民により子気味よく刻まれる手拍子に乗せて揺れるビル。

社長の心臓のBPMもさぞアゲアゲのことだろう。

そんなこたどうでもいい。

私の給金をアゲアゲしてくれればこのフロアも静まるのだ。

母国情緒

コンビニのおでんが美味しい時期になってきた。

いやいつでも美味しいのだが、いかんせん3〜8月はシーズンオフで店頭に並べないコンビニが多い。

「コンビニのおでんが食べられる販売期間になってきた」

が正しい。

 

さて私はというと地方遠征の際必ずその地域のおでんを食べてだしの違いを楽しむのが好きなおでんエンジョイ勢である。

念願叶って1月に九州に行った際は駅について即ローソンへ入りおでんを食し「つゆがあま〜い」と顔を綻ばせながらうどん屋に並んだり、関東へ赴いた際も即ローソンへ飛び込み「つゆ茶色いな〜」などと薄味好きの拒否反応を出しつつも口に入れたらおいしくてハフハフと咀嚼するなどしていた。

なのでこれから毎日おでんでが食える!とこの時期は浮き足立つ。

 

本日はセブンイレブンのおでんにした。

いつも顔を合わせる店員のおじさんはもう「取りましょうか?」と言うことはない。会った頃の初々しさが消えた。

だいこん、白滝、ウィンナー、がんも

4つでおなかがいっぱいになる。この辺でいいか〜とレジへ持っていくと

おじさんが「お、取り終わったな」と品出しを中断しレジへ来てくれる。

 

「味噌からしお好きなものをどうぞ」

私はこの手の促しに毎度「おお不要でございます」などと返してしまうのだが今日は違う。

…味噌おでん!味噌おでんにしてしまおう!というきまぐれが差したのである。

 

「ではお味噌を」

と1ついただきレジ袋へ入れる。

 

 

その瞬間である。

 

 

 

「お味噌もっと欲しいですよねー!!!」

ドサドサドサッ!!!!

 

 

What!?

えっあっ…!?1つで大丈夫ですよ!?

焦って断りを入れると

「まあまあ、他のものにかけても美味しいですから!!」

と笑顔で味噌の袋4つがおでんの蓋に乗せられた。

 

忘れていた。

ここは味噌の国、愛知----------------

久しぶりに母国情緒を感じた一瞬であった。

 

1つ使って食べた味噌おでんはもちろん美味しかった。

さあてあとの袋何に使おうかねえ〜

洗濯

秋の始まりを感じていたはずが未だ暑さにやられている。

暑い…

クーラーをつけるほどではない気がするけれどあったらとても嬉しい。

連日の雨降りが明けてからそんな気温が続いている。

 

そんな中良い点もある。

なんといっても洗濯に向いている。

先日血まみれにしてしまったクッションをやっと丸洗いすることができた。

綿のつまったクッションというやつは手絞りしたものではどうにも乾かない。

昨日今日とでやっと完全に乾いたのだった。

新品のときと比べるとあまりにも散々な有様だったのでそろそを捨てどきか…?

とも過ぎったけれどクッションは友人からのプレゼントで、破れたら縫ったり潰れた綿を詰め直して使ってきたものだったのでいやいやまだまだ…という気持ちと秋晴れの陽気に手伝われ、またクッションに私の腰をよろしくな…の挨拶をしたのだった。

ハンバーグ師匠

成城石井のハンバーグがとてもおいしい。

 

美味しいと一口に言ってもコクがあるとか深みがとか表現するにはたくさんの言葉があるわけだけど、成城石井のハンバーグがどう美味しいか自分なりに言うなら

「玉ねぎがしっかりしてる」

というところだと思う。すり潰されておらず、みじん切りサイズのものがちゃんと玉ねぎと認識できる食感のまま入っているのだ。

 

いろんなチルドハンバーグや冷凍ハンバーグなどが多数存在するこの日本でお手軽に手に入りかなり美味しい部類だと思っている。

 

自宅から一番近いスーパーが成城石井なので自分には正直敷居がたけえ〜〜と思うのだが、思ってたより値引きがされるのだ。ハンバーグを20%OFFで嬉々と2つも買ってしまった。

 

あと成城石井は何と言ってもくるみパンが美味い。

半分に割ってトーストし、中身にチーズやウィンナーをねじ込んで食べるとパリパリした表面とくるみのゴリゴリと一緒に楽しめて良い。

 

このくるみパンなら毎日でも食べたい!そう思い本当にこの夏毎日食べてたのだが、クーラーガンガンの部屋に置いておいたらカビが生えて大変なことになった。

おいしい食べ物に緑色が侵食している光景はいつ見てもゾッとする。

抹茶味だと思えなくもない色だったらよかったのだが、銅が酸化した緑青に近い色なのでどうにも食欲を減退させる。

いや食べる前提で話すんもんじゃなかったな…。

手ごね

仕事がようやっと終わろうとしている。

終わったところで次に入るから休みなどないのだが、一区切りのことを

「終わった〜〜〜〜〜〜!!!」

と大げさに言わないとなんだか自分を励ませないので終わった〜〜〜〜〜〜!!!と盛大にパーリーしたい。

 

こういう「常に一人だからクソ寂しいけど自分のご機嫌取りがうまくなった」という話はまずオタクじゃない人には一切漏らさないのだけど、漏らさずとも不意に狙撃されるワードがある。

 

「え、じゃあ恋人つくっちゃいなよ!」

 

 

粘土でか!?

 

この狙撃と「紹介するよ!」のコンボを阻止するために一人寂しいオーラは出すまいとしている。実際本当に気が楽なのだ。

協力しあって生きてるのは素晴らしいし憧れるけど相手に協力できるほどの余裕が自分に全く無いし、他人を頼るという選択肢を選ぶくらいなら自分の首締めても一人でなんとかしようと考えるので向いてない。

そもそも本当に時間がない!前の人とも「休み」の概念と有無が合致しなくて仕事優先しまくった結果申し訳なさがストレスとなり無理だった。

ここまでの説明長ッ これを説明したく無い!理解を得られる気もしない!

これを要約して

「そうですね〜粘土で1時間もあれば作れますね」

と答えるのが精一杯。

 

関係ないけど屁理屈も粘土もこねるものだった。